[報道] TBS・NHK / 朝日・毎日新聞

労働問題について相談できる窓口

残業代が払われない。上司の罵詈雑言に耐えられない。退職届を受け取ってもらえない。

なにかがおかしい。このままではやっていけない。

そんなときは、全部ひとりで抱え込まずに専門家に相談してみましょう。

「大騒ぎすることではないのかも…」

「上司に目をつけられたくない…」

とためらってしまうかもしれませんが、そういった心配は無用です。

相手はこういった相談に慣れていますし、秘密を守ってくれます。無料の相談口も多く用意されているので、相談するだけならデメリットはありません。

アドバイス

自分の身と心を守るためにも、一度第三者に話してみてください。そうすることで心が軽くなり、解決につながるかもしれません。
※情報はすべて、2018年1月末のものです。実際にご利用の際は、最新情報をご確認ください。

労働問題について相談できる窓口

厚生労働省総合労働相談コーナー

金額 無料
相談方法 各相談コーナーによる
相談可能な時間帯
電話番号
参考 総合労働コーナーのご案内 

こんなお悩みに

  • 解雇や配置転換
  • 賃金の引き下げ
  • パワハラなど労働問題全般 など


労働基準法などに違反している可能性がある場合、相談員が担当部署に取り次いでくれるというのも心強いです。

都道府県別に多くの窓口が用意されているうえ、労働者と事業主を対象にしていること、女性相談員がいる相談コーナーにマークをつけていることなど、多くの人が利用しやすいように工夫されています。

日本司法支援センター法テラス 

金額 無料
相談方法 電話、メール、窓口
相談可能な時間帯 icon-mobile-phone 電話なら平日9時~21時
icon-clock-o 土曜日は9時~17時
icon-envelope-o メールなら24時間
電話番号  0570-78374
参考 日本司法支援センター 法テラス 

国が設立した信頼度が高い窓口で、主に法的なアドバイスを専門としています。

こんな時に心づよい
  • 労働問題
  • 雇用保険や失業保険などについて
  • 法律違反の可能性があるときや法的処置を視野にいれているとき
  • 逆に会社から訴えられそうになっているとき

などの際には、とくに頼りになります。

各都道府県にある法テラス

「実際に書類を見せたい」

「音声を聞いてもらいたい」

という人は、こちらから所在地を確認して面談予約をしましょう。

参考→お近くの法テラス(日本司法支援センター 法テラス)

法務省みんなの人権110番

金額 記載はないが無料だと思われる
相談方法 電話、メール、対面
相談可能な時間帯  icon-mobile-phone 電話は平日8時半~17時15分
icon-envelope-o メールなら24時間
電話番号  0570-78374
参考 法務省みんなの人権110番

法務省が公式に行っている相談窓口です。

こんな時に心づよい
  • パワハラ
  • セクハラ
  • 差別などの人権問題

などを専門としていて、電話をかけると最寄の法務局につながります。

精神的な攻撃を受けている人は、こちらの窓口に相談してみるといいでしょう。対応してくれるのは法務局の職員か人権擁護委員なので、的確なアドバイスを期待できます。

認証紛争解決サービスかいけつサポート

金額 各事務所による
相談方法
相談可能な時間帯
電話番号
参考 かいけつサポート

第三者が公正・中立の立場で仲介し、民事上の揉め事やトラブルを和解・解決に導いてくれるサポート窓口です。

こんな時に心づよい
  • 裁判にしたくない
  • お互い妥協点を見つけたい
  • 平和的に解決したい

各都道府県にある事務所

最寄の事務所の所在地や問い合わせ先、それぞれの得意分野はこちらから確認してください。

参考→事務所の所在地から探す(かいけつサポート)

労働条件相談ほっとライン

金額 無料
相談方法 電話
相談可能な時間帯  icon-clock-o 平日17時~22時
電話番号  0120-811-610
参考 確かめよう労働条件働条件

主に労働条件に関しての相談を請け負っている窓口です。

こんなお悩みに

  • アルバイトのノルマ
  • 休憩カット
  • 有給休暇の扱い
  • 割増賃金 など

など、さまざまな労働条件について問い合わせることができます。

「無茶な指示で持ち帰り残業をせざるをえない…」

「よくわからないけど給料から天引きされている…」

といった人は、一度相談してみましょう。

NPO法人労働組合 作ろう!入ろう!相談センター

金額 各相談センターによる
相談方法 電話、メール
相談可能な時間帯  icon-clock-o 平日9時~17時
電話番号 03-3604-1294

こんな問題に

  • 賃金や解雇
  • 労災や退職金
  • 移動
  • サービス残業 など

労働組合で解決することを提案する窓口です。

1人では不安、同じ立場の人が何人もいる、という場合は、労働組合を作って闘うという選択肢もあります。そのときは、この窓口に相談するといいでしょう。

自殺する前に!悩みを相談できるホットライン

東京自殺防止センター 

金額 記載なし
相談方法 電話(状況に応じ面接・手紙相談も可能)
相談可能な時間帯  icon-clock-o 20時~朝6時
(火曜日は17時~朝6時まで)
電話番号  03-5286-9090
参考 東京自殺防止センター

電話を通じて、つらい気持ちを分かち合ってくれる電話窓口です。

明け方までやっているので

「悩んで夜眠れない」

「明日生きていく気力がない..」

という人は一度、この窓口で思いを聞いてもらったらいかがでしょうか。

東京自殺防止センター

サイト内には、「むやみに励ましたり説得・説教をしない」ことが明記されています。ただ話を聞いて欲しい、吐き出したいという人の気持ちを大事にしていることがわかります。

日本いのちの電話連盟

金額 毎月10日、朝8時~翌朝8時までフリーダイアル
相談方法 電話、ネット
相談可能な時間帯  icon-clock-o 午前10時から22時
電話番号 0570-783-556(ナビダイアル)
参考 日本いのちの電話連盟
ポイント
  • 開設40年を迎える電話連盟
  • 約6500人の相談員が在籍(2018.01現在)

全国のいのちの電話の電話番号の確認はこちらから

全国のいのちの電話 ご案内(日本いのちの電話連盟)

インターネット相談も可能なので、話すのが得意ではない人は、文章にして自分の気持ちを整理してみてもいいかもしれません。

よりそいホットライン

金額 無料
相談方法 無料
相談可能な時間帯  icon-clock-o 24時間
電話番号 0120-279-338
参考 よりそいホットライン

悩みを聞いて欲しいという人から自殺を考えている人まで、さまざまな人の話に耳を傾けてくれます。

セクハラにも対応

性暴力についても相談できるので、ひどいセクハラに悩まされている人が相談するならこのホットラインがいいでしょう。

精神保健福祉センター

金額 センターによって異なる
相談方法
相談可能な時間帯
電話番号
参考 全国の精神保健福祉センター 一覧

こころの健康を守るためにアドバイスしてくれる公的機関です。

こんな人に

精神的な負担が身体に表れているがどうしたらいいかわからない、精神的問題で公的な福祉を受けたいという人は一度相談してみましょう。

全国の保健福祉センターの一覧はこちらから。

参考→全国の精神保健福祉センター 一覧(精神保健福祉センター)

親身&本格的に話を聞いてもらいたいなら弁護士へ

相談窓口は多くあるものの、「もっと立ち入った話をしたい」「手続きなどもしっかりとサポートしてほしい」という人は、弁護士に相談するのもひとつの手段です。

弁護士と聞くとなんだか敷居が高くて怖いイメージ…」

そんなことはありません。最初の相談を無料でやっている事務所もあるので、思い切って一度話してみましょう。

自分で解決するほどの気力や体力がない場合は、専門家である第三者に任せてしまったほうがうまくいくこともあります。

労働問題に強い弁護士はこちら(※内部リンク)の記事で紹介しているので、参考にしてみてください。

労災申請について弁護士に相談したい(#BUZZGO 過労死とブラック労働)

ライター / 雨宮紫苑 (@amamiya9901)
編集 / テンジク

 

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